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温暖化 環境問題 グレタ・トゥンベリ

「よくもそんなことを・・・」 高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)のニュースを読みました。

米ニューヨークで開幕した国連(UN)気候行動サミットでの演説。
世界の政治家の皆様は、如何ほど彼女の言葉に耳を傾けてくれるのでしょう・・・。

たとえ大人たちの代弁者として、上からの指図での演説だとしても、手練手管の人形師の傀儡だとしても、彼女の話にソッポを向けたら、ほめられた印象は得られないでしょう。

俺の話を聴け状態・・・?

温暖化問題には、憂うる人もいれば自然の成り行き、と考えている方々もおられる様です。
実際、現に温暖化は進行して、様々な問題が世界で騒がれています。

そも地球の大気は、窒素が78.084%、酸素が20.9476%、アルゴン 0.934%、二酸化炭素 0.032%だとウィキペディアでは、うたわれています。

二酸化炭素は主に海洋で吸収され、その量は、1990~2017年の平均で1年あたり18億トン炭素(トン炭素:炭素の重さに換算した二酸化炭素の量)だと、気象庁のHPでは発表されています。

地球環境研究センターの向井地球環境研究センター長はHPで、産業革命以降、化石燃料の燃焼や森林の破壊などによって、炭素換算で約4670億トンという莫大な量の二酸化炭素を排出したためだと発表しています。

もはや世界レベルで温暖化は、阻止しないといけない様に思えます。

長い長い地球史では、氷河期とか今以上の温暖な時期とかがあって、今は温暖化へと突入しているかもしれないと、考える方々もおられるそうです。

もし世界の人々が協力して、植樹を促し樹林や森を増やして、化石燃料の使用を抑えて、他のエネルギーで活動する様に努力して産業革命以来のカーボン放出を鈍化できれば、確実に温暖化のカーブは緩やかになるかもしれません。

その時、原子力エネルギーも俎上に上る事でしょう。
石油に依存している世界の産業。石油を燃やさない様になると、電力量は激減するし車の移動は厳しくなるし、真冬の暖房も厳しくなってきます。

メタンハイドレートの活用が実現できれば、化石燃料ほどのカーボン放出をせずに電力を供給する事は今の技術でも可能な様です。更に大気中の二酸化炭素を集めて燃焼ガスに変換して、再利用できる技術も開発中なのだとか・・・?要は、人口で光合成を達成する事。

樹々に依存することなく、大気中の二酸化炭素を回収してエネルギーに変換できれば素晴らしい技術です。

また東芝が、独自開発した排出される二酸化炭素を化学品や燃料の原料となる一酸化炭素に変換する技術が、これまでの同社技術の約450倍にあたる世界最高レベルの変換速度を達成したと発表しています。

温暖化問題に取り組んでいる組織もあれば、二次的に二酸化炭素削減に通じる技術も研究・開発されている模様・・・。

ただ悩ましいのは、既得権益や石油に依存しているサイドの抵抗。
環境を犠牲にしてまで、発展を望む国があるのも事実。

地球環境を犠牲にして来た進展国。
真っ先に、改善を迫られる責任を果たさないと、益々温暖化・・・?

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