楽天

飛行機やドローンの飛ぶ仕組みと旋回

飛行機400×375.png
米国では飛行機を自作して、大会で披露するEAA エアベンチャーが、オシュコシュで開催されて、その話を3人のチャレンジャーにフォーカスして放送された番組を、TVで再放送していました。

ライト兄弟が飛行機を設計、地上から動力で浮上してから百数十年・・・。

空や大気圏を越えて、人類は飛ぶことに執念を燃やしてここまで・・・。

それにしてもあんなに重たいモノが重力に逆らって浮くのは、不思議な感じ。

要は、揚力のなせるワザ。

プロペラも羽もその上下で、空気の密度を変えて、気圧の差で浮上する。ヘリウムの風船が上昇するのとは違う原理で浮上している。

それを言ってしまえば簡単な事なのだけれど、ライト兄弟も悩んだ飛行機の方向転換。

宙に浮いた飛行機が方向を変えるのは難しかった。

かの大会で1人のチャレンジャーが、航空免許の取得に励みつつ、自作の飛行機を飛ばしている場面を観ていて、何とまぁチャレンジャーなどと、感心してその番組を最後まで見てしまいました。

わが国でも、鳥人間コンテストで、グライダーが年々飛行距離を延ばして、あれもまた面白くてツイツイ見入ってしまいます。

グライダーだって方向転換は、難しい事でしょう。

宇宙空間なら作用反作用の法則でコースが変わるけれど、大気中では鳥もヘリコプターも旋回する時は、身体や機体を傾けている。

実際は自動車だって多少の傾きはあるけれど、サスペンションとかなんとか分かりにくいけれど、二輪車なら良くわかります。

海中では、魚だって・・・?

ただし、イカやタコはジェット噴射・・・?

とにかく水面のアメンボみたいに簡単に、水平面上をスルスルとは方向転換ができない。

そんなこんなで、飛行機の様な乗用車って、何時かは出来るのだろうけれどそれって、結構大変そうな感じがしたTV番組でした。

昨今ではドローンを駆使した空撮が動画を面白くしてくれていますが、生身の身体で思う存分実際の上空でそれが体感出来たら結構面白いかもしれません。

でも、実際は突風とか雨や雪が降っていたら大変なのかもしれません。

鳥の飛ぶ姿に羨ましさを感じる反面、突然の心臓発作で墜落する渡り鳥もいたりするという話を聴けば、飛ぶことというのは大変なのかもしれません。